クリスマスに起きた親子3人殺害事件の動機とは?
斎藤淳被告(43)は2022年12月25日、埼玉県飯能市の自宅近くの民家の敷地で、この家に住む米国籍のビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん(当時69)、妻の森田泉さん(同68)、長女で都内に住んでいた森田ソフィアナ恵さん(同32)の3人を、斧でたたきつけるなどして殺害。さらにはこの家に放火した容疑で逮捕された。

斎藤淳被告(43)は2022年12月25日、埼玉県飯能市の自宅近くの民家の敷地で、この家に住む米国籍のビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん(当時69)、妻の森田泉さん(同68)、長女で都内に住んでいた森田ソフィアナ恵さん(同32)の3人を、斧でたたきつけるなどして殺害。さらにはこの家に放火した容疑で逮捕された。
この事件は動機が全く不明な事件として長きにわたり裁判が行われている。被告は長らく黙秘をつづけていたが、裁判長の問いかけに「知らないことです」と発言した。
2026年当初、検察は被告の精神状態を調べるため、起訴前に約10カ月間の鑑定留置を実施。この結果を踏まえ、被告に刑事責任能力があると判断して起訴した。
Jチャンネルの記事によれば、当時の斎藤被告は近所の殺害現場の家から6メートルほどの距離に住んでいた。被告が犯行後に警察に追われ自宅の玄関に逃げ込み、段ボールなどで入口をふさいで抵抗していたが、最終的に逮捕に至った。それから被告は完全黙秘を続け解明できないまま3年が経ってしまっている。
被告の生い立ち By TBS
斎藤被告の犯行以前は、大阪の芸術系の大学に行き映画製作の仕事にもかかわっていた。朝日新聞によれば、映画祭の作品として上映される事になり、短編映画の受賞歴もあったとの事。小さい頃から映画が好きだったようだ。無職となってからは親からお金をもらって生活をしていたという。
人柄はあまり喋ることはないものの、発する言葉には礼儀正しさや優しい一面もあったという。
その反面、埼玉県警の捜査によると、正義感がとても強く独善的な思考、反社会的な態度があるという人間性が浮上している。
この事件の重要なポイントとして、明確な殺意があっても動機が解明されることが罪として認められる唯一の条件であると弁護士はいう。しかし、そうなると病歴が判断材料になる可能性もある為、統合失調症や妄想、幻覚があると責任能力が薄いと判断されて刑が軽くなってしまう可能性がある。
あらゆる状況証拠からの見立てとしては、犯行が1年以上に及ぶ事。ターゲットへの執拗な攻撃、クリスマスであったことから家族全員を狙った計画的な犯行ではないかと考えている。
斎藤容疑者は2021年の9月に、事件の1年前から被害者宅の車に石を投げて器物損壊容疑で現行犯逮捕されている。そこからクリスマスの12月23日まで1年期間があった。3人が集まるクリスマスを狙っていた可能性が考えられる。また犯行当日に、自宅についていたカメラの配線を切っていたことから毅然として強い殺害の意思があり、衝動的な犯行とは言いがたい狡猾な犯行であったと推測される。また家に侵入してから、購入した斧やハンマーで真っ先にビショップさんの頭部を12か所以上をたたきつけて殺害している事から、特に彼に対する何かしらの強い恨みによる犯行だったのかもしれない。/p>
今回はクリスマスに起きた親子3人殺害事件の動機とその解明を記事でご紹介しました。
動機がないと有罪にならないという裁判の厳しい取り決めがります。また犯人の人柄をみても一見犯罪をしそうに見えないですが、人間は腹の中までは分からない事もあります。外での立ち振る舞いには十分注意しなければなりません。