
自動車のタイヤに刻印されている数字の読み方について
今 回は皆さん自動車を持っている方は整備士の方に全任せするとしても一度は必ず見るであろうタイヤに刻印されている数字の読み方について大きく二つに分けて説明していきます。
①タイヤサイズの見方

まず上の画像を見てもらえると分かりますが、数字とアルファベットが混在していますが、最初の三桁の数字がタイヤの幅をミリメートル単位で表しています。
この画像のだと195ミリメートルの幅のタイヤということになります。
続いての二桁の数字は、タイヤの扁平率になります。
簡単に言うと、タイヤを真正面から見て、ホイールの端からタイヤの幅の端までの大きさを言います。
ここの数字が少なければ少ないほどタイヤが細く見え、逆にホイールが大きく見えます。
その次にあるアルファベットはタイヤの構造の話になってくるのでそこまで詳しくは言いませんが、「R」であればラジアル構造、「B」であればバイアス構造です。
そこまで気にする必要はないかと思います。滅茶苦茶走る人でなければ。
続いての二桁の数字はホイールのインチ数です。
簡単に言うとホイールの大きさですね。ここの数字が大きいほどホイールが大きいものになります。
インチアップという言葉を聞くことがあれば、通常よりホイールが大きくなったという意味です。
最後の二桁の数字に関しては今回は説明しないでおきます。説明しだすと長くなるので…
②もう一つの数字の読み方

続いて、もう一つ分かりやすい数字があるのでその読み方について説明します。
アルファベット三文字の次に数字が四桁あると思いますが、これが表しているのはタイヤの製造年月日になります。
この画像だと、2009年の17週目(5月上旬)に製造されたタイヤということになりますね。
余りにも古いタイヤを履かしている場合は近日中に交換がいいですね。
いつタイヤが破裂するかわからないのでね。(この画像のタイヤなら交換推奨ですね。)
まとめ
ということで今回は、自動車のタイヤの数字の読み方について説明しました。
タイヤの数字が読めるだけでも、タイヤの厳選、より近い製造年月日のタイヤの購入に役立ちます。自分で自動車を所有しているなら、覚えておいて損はないと思います。
POINT
左から順にタイヤの幅、扁平率、構造の頭文字である
数字が四桁に連なるのは製造年月日を示している
数字が分かると、良いタイヤの厳選に役立つ