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自動車の重要視しないといけない液について解説!

回はタイヤの刻印についてでしたが、自動車のエンジンルーム内にはいろいろな液体が入った容器があります。今回は、そのことについて解説していきます。

①冷却水

冷却水 By 卯木瑠璃

まずは冷却水について解説していきます。冷却水は、今はどの車にも標準装備されているものですが、(電気自動車や旧車となると話は別ですが…)基本はMAXとMINの間にあればOKです。

もし、冷却水の残量が気になる方は、少しだけ水道水を入れても大丈夫ですが、冷却水が全部水道水では絶対にいけません!もし冷却水がない状態で走行すると、最悪の場合、エンジンが焼き付き、走行不能、エンジン載せ替えが必要になる可能性があります。

自動車に乗る前に必ず確認しておくことをお勧めします。もし、極端な冷却水の減り方をする場合は、冷却水がどこからか漏れてるので早めに直しておきましょう。

②ブレーキオイル

ブレーキオイル By 卯木瑠璃

2つ目に、自動車の中では一番大事ともいえるブレーキオイルです。たいていの場合二年に一回、もしくは1ナンバー等であれは一年に一回の車検の時に交換をするものではあります。

ですが、何かの原因でブレーキオイルが漏れていた場合、ブレーキが全く効かなくなり、重大な事故を起こす可能性があります。なので、出来る事なら走行前にブレーキオイルの量は確認しておきましょう。

見方は冷却水と同様に、MAXかMINのあいだにあれば最低限構いません。

③パワステオイル

パワステオイル By 卯木瑠璃

最後に、パワステオイルの説明に入ります。大抵はパワステオイルが入っています。ですが一部の車種は、電動パワステとなっており、パワステオイル自体がなく、機械的に制御するものもあったり、旧車ともなると、元からパワステなんてものがないものもあります。大抵そこまで減ることはないですが、確認しておくことをお勧めします。

パワステオイルが無くなったら完全に走行不能になる訳ではありませんが、ハンドルを切るときに数倍の力がいります。筋トレにはなりますけどね。

これについては、一般の方でもブレーキオイルや冷却水の交換に比べたら交換がしやすいと思います。

しかし何かの原因でブレーキオイルが漏れていた場合に、ブレーキが全く効かなくなり、重大な事故を起こす可能性があります。出来る限り走行前にブレーキオイルの量は確認しておきましょう。見方は冷却水と同様に、最低限MAXかMINの間にあれば大丈夫です。

今回は自動車のエンジンルーム内にある液体について解説しました。ブレーキオイルや冷却水、パワステオイルについては定期的に確認をする事で、最悪の事故を予防することが出来ます。異常に減っていたりしたら早めに整備工場で確認してもらいましょう。

POINT

冷却水はエンジンの冷却を行う

ブレーキオイルがないとブレーキが効かなくなる

パワステオイルはステアリングを制御する。