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車の機能であるLDW・BSM・AFSはメーカーによって違う?

に搭載されている機能の、メーカーごとの違いについて解説します。実はそれほど大きな違いはなく、呼び方だけが違います。今回の記事では、LDW(車線逸脱警報)、BSM(ブラインドスポットモニター)、AFS(ヘッドランプ自動調整機構)についてご紹介します。

目次

①LDW(車線逸脱警報)

LDW の警告灯 By 卯木瑠璃

まずはこの機能。ほぼ使う人はいないかもしれません。車線変更せずに巡航、もしくは高速道路を通るときにお世話になる場合があります。

機能としては、指定された車線よりも外に出ようとしている場合アラートがなったり、メーカーによっては強制的に車線内に戻すように、機械的にハンドルを切るなんてこともあります。

トヨタは「レーンディパーチャーアラート」

日産はそのまま「LDW」

スバルは「警報&お知らせ機能」

三菱は「LDW(車線逸脱警報システム)」

有名どころのメーカーを上げましたが、他にも呼び方が全く異なります。車に搭載されている機能としてはほぼ同じです。

②BSM(ブラインドスポットモニター)

②BMS By トヨタホームページ

続いてこの機能。

これは車の死角(右後ろ、左後ろの位置)に、いわゆる車両後方部分に取り付けられているセンサーの呼称です。近くに車両が来たときに、、ミラーの一部を光らせることによって自分の位置を他車に知らせる事が出来ます。

日産は「BSW(後側方車両検知警報)」

スバルは「スバルリアビークルディテクション(後側方警戒支援システム)」

三菱は「後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付き)」

トヨタはそのまま「BSM」

と呼ばれています。私の体感では、最近の車に乗る方は周りをみてない事が多い傾向があります。この機能があると事故になるリスクが下がるので、嬉しい機能になりますね。

車は鉄の塊ですから、機能に頼るよりも周りを見ていただきたいものです・・。

③AFS(ヘッドランプ自動調整機構)

AFSスイッチ By 卯木瑠璃

続いてこの機能。こちらは、ハンドル操作・速度にあわせてヘッドランプの向きを自動調整してくれる機能です。ロービームやハイビームの自動切替も含みます。

トヨタは「アダプティブフロントライティングシステム」

日産は「アクティブAFS」

スバルはステアリング連動ヘッドランプ」

三菱はトヨタと呼び方は同じく「AFS」

有名どころでも全く異なる呼び方です。ステアリングに連動するヘッドライトならまだいいのですが、オートハイビームは、他車にとって害にしかならない気がします・・。

対向車がいるのにハイビームになることはよくありますし、得にダイハツ車はそれが顕著に現れます。何故なのでしょうか?

まとめ

今回は,車に備わっている3つの機能について、メーカー毎に呼び方の違いをご紹介しました。呼び方が違いすぎるがゆえに、他のメーカーが好きな人が聞いても、なにその機能?となり兼ねません。会話をするときに、名称で呼ぶのは避けていきたいところです。

出来ることならメーカーで呼び方を統一するか2つぐらいに絞って貰えると乗車する側は嬉しいものです。

POINT

LDWは車線変更するとアラートが鳴る機能
BSMは死角にいる車にライトで危険を知らせる機能
AFSはステアリングでヘッドランプを自動調整する