詐欺 ―

令和増、大きな事件に巻き込まれる危険性のある空室詐欺の手口とは?

kotaro -




By caryn74

空室詐欺とは



空室詐欺(空き家詐欺)とは、不動産会社が所有している賃貸の、空室状態を利用して、荷物の受け取りを行う詐欺のことです。受け取る物品には、盗難したクレジットカード、盗み取った個人情報を利用して購入した物があります。空室詐欺は、特殊詐欺の部類にあり、毎月1000件以上起きています。被害状況サイトでは、その中の2割、約50件が空室詐欺であると報告されています。



令和に入ってからその件数が急激に増え、ニュースでも取り上げられています。警察庁の調べによると、総被害額は空室詐欺だけで見ても40億円に上っています。



巧妙な手口


空室詐欺を行う犯罪グループは、複数人に分かれており、2人1組で行われることが多いとのこと。ポストに溜まっているチラシの量を確認し住民の出入りを調べたり、大学生を装って内見に行く振りをし、物件の空き状況を確認して下見を行います。これらの方法は全てキーボックスの位置を確認する為であり、もう一人がキーボックスを開ける際の暗証番号を盗み見る為に隠れています。

このようにして合鍵を手に入れ、犯罪を行う場所としての空室をキープしていることがあります。被害総額から見ても、我々が引越しをするときに内見した場所が犯罪の現場に使われていた可能性は否定できません。


By kiekmal

管理会社の確認は忘れずに

賃貸アパートやマンションの管理会社の中には、個人情報を粗末に扱ったり、借り手に直接キーボックスの番号を伝え、内見させるところがあります。今は少なくなりましたが、手抜きしている会社は多くあります。物件を扱う仲介業者が、知らないうちに詐欺に加担してしまったり、現場となった賃貸の家主が賠償請求されるといった事例があります。これらは全て事実であり、全ての人の身近に潜んでいます。


今回は、令和の中で最も事件に巻き込まれやすい特殊詐欺をご紹介しました。平成に被害が大きかったオレオレ詐欺は、老人をターゲットにした特殊詐欺の中の一部にすぎません。自分は大丈夫と思っていると、思わぬ詐欺に巻き込まれてしまうことがあります。特に不動産に携わったり、引越しを考えている人は空室詐欺に注意し、良い物件を見つけたら、信頼できる管理会社かどうかを忖度しましょう。