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Blenderが起動しないときの対処法

kotaro -










Blenderが起動しなかったときの詳細情報

今回は、「Blender(ブレンダー)」をダウンロードした後に起動がうまくいかず苦戦したので、そのとき成功した方法をご紹介します。


Blenderとは
Blenderとは3DCGソフトのことです。無料でダウンロードして誰でも利用できます。3DCGソフトは、ゲームの作成には欠かせないもので、ゲームエンジンであるUnityと合わせて使われます。3Dのキャラクターにボーン(骨組み)を入れて動きを出したり、アニメーションを作るなど、充実したモデリングの機能があります。昔はモデリングしか機能がありませんでしたが、今ではデジタル合成・動画編集機能が可能になっています。当サイトでは、ユーチューブのアニメーションロゴの作成に利用しています。





以前のバージョンである2.49aは問題なく起動出来て利用していたのですが、2.80(現時点で最新バージョン)をインストールしたところ起動が出来なくなってしまいました。エラーが起きたときの詳しい情報を以下にまとめました。

詳細情報
OSWindows 7
プロセッサIntel Core i5
システム64ビット
Blenderバージョン2.80 64ビット Installer
エラーの詳細起動しようとすると黒い画面が立ち上がった後に、一瞬だけエディター画面が開いてすぐに閉じてしまう。






原因

コマンドラインにて「blender.exe」を起動してエラーの内容を確認します。画像の赤い矢印の部分を見ると、「OpenGL core profile」 が「not abailable(利用不可)」と警告がでています。つまり、openGLのモジュール(.dllファイル)がないことが原因なので、同じ症状で悩んでいる方であれば”opengl.dll”を追加することで解決する可能性があります。


起動時のエラー画面




解決方法

下記より”opengl32.dll”をダウンロードします。”blender.exe”があるフォルダと同じ場所に保存して”blender.exe”を起動します。
dllファイルなので警告が出ますが、無視してください。


opengl32.dllをダウンロード   →





成功すると以下の画像のような画面が表示されます。(※日本語化しています)









起動に成功した画面  ※クリックして拡大