エラー

iTunesで別の音楽ファイルを読み込む方法

kotaro -
By Phil Dokas

対処法

スマホの機種iPhone 12
Windows OSWindows 7
iTunesバージョン12.9.5.7
症状iTunesをショートカットアイコンから起動させると音楽が消えている。保存した音楽ファイルがヒモ付けされていない。
「”iTunes Library”を含むフォルダが必要ですが見つかりません。新しいiTunesライブラリを選択するか、作成するかしてください。」と表示される。
iPhoneを接続しても反応しない。同期されない。

起動時にエラーが表示される。

今回は、iTunesを起動したときに音楽データが消えてしまったとき対処法をご説明します。対処法は至ってシンプルです。また、iPhoneへの同期ができない時の対処法もご説明します。原因によってはiTunesのバージョンアップが必要になります。

解決方法①

Itunesアプリケーションの環境設定から「Itunesメディアフォルダ」の場所を変更します。デフォルトではc:ユーザー名の中のiTunesメディアフォルダが設定されています。

iTunesアプリを開く→「編集」→「環境設定」を選択します。

タブ→「詳細」を選択します。

「変更」→再生したいファイルの「iTunes Media」ファイルを選択します。

選択が終了したら、パソコンを再起動してアプリケーションを立ち上げてください。症状が改善しない場合は次の解決方法②を試してください。

解決方法②

ショートカットアイコン(もしくはiTunes.exe)から直接ライブラリフォルダを参照します。

アイコンの上でSHIFTキー押したまま + ダブルクリック

「ライブラリを選択」を選択します。

参照したいファイルの「iTunes Library.itl」を選択→「開く」を押します。

選択が終了したら、パソコンを再起動してアプリケーションを立ち上げてください。

対処法

次は、iPhoneを接続しても同期されない場合の対処方法をご説明します。先ほど再生したいファイルを正しく設定しました。その状態でiTunesアプリケーションから「デバイス接続テスト」を実行します。

タブ→「ヘルプ」→「診断を実行」を選択します。

「OK」を選択すると診断結果が表示されます。

診断の結果をみると、2つが赤く表示されて失敗しています。それにより同期が出来ません。
「iPod、iPhone、およびiPadは見つかりませんでした。」と表示されるのは、今パソコンに接続しているiPhone12が、現在のiTunesのバージョンに対応していないので、認識自体されていないという事です。
「iTunesヘルパーが実行されていません。」というのは、アンインストールしてしまった為、同期するためのプログラムが実行できていないという事です。以上のエラーが出た場合は、iTunesのアップデートが必要です。

解決方法

先ほどのタブから「ヘルプ」を選択する場面で、「診断を実行」の上に「更新プログラムを確認」という項目があります。選択すると、最新バージョンがあればダウンロードを促されるポップアップウィンドウが表示されます。

「iTunesをダウンロード」を選択します。

2022/2/16現在、iTunesの最新バージョンをApple公式ページでダウンロードするには、OSがwindows10である必要があります。

振り返り

今回の現象は、別のHDDに音楽を保存していたり、itunesアップデートで複数ファイルが存在する場合に、正しいitunesライブラリが参照できなくなる事で起きる場合があります。

またiPhoneの同期の不具合については、スマホの機種を最新に変えたり、iTunesヘルパーをアンインストールした場合に起こります。今回はiTunes自動アップデートプログラムとそれに関連するもの(iTunesヘルパーを含む)をアンインストールした事が原因でした。その場合はインストールしなおすか、アップデートする事で足りないプログラムを再び補うことができます。ですが、いざ最新バージョンをダウンロードしようと、Appleの公式ページに遷移すると、ダウンロード要件にwindows10のOSである。と記載があって、windows7だったためにインストールにかなり苦労しました。

※設定の変更は自己責任でお願いします。変更した場合一切の責任を負いません。